「日タイ芸術の栄典」開催に伴う訪タイツアー

かの巨匠フランシス・コッポラと級友であり、
映画王子としても知られるチャトリーチャラーム・ユコン殿下。
この度、王子殿下拝謁に伴う式典が執行された。

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日タイ芸術文化賞五賞のご説明と仕様概略

 日タイ芸術宝冠賞   - 美術交流において5年以上、国際貢献する美術家に授与/真鍮金メッキ仕上げ、サファイア

日タイ芸術神鳥賞   - 日タイ友好に貢献し、両国災害に支援した美術家に授与/真鍮銅メッキ仕上げ、ダイヤモンド

日タイ芸術竜王賞    - 日タイ相互の宗教観を超えた精神性を持つ美術家に授与/真鍮銀メッキ仕上げ、エメラルド

日タイ芸術蓮花賞      - 教育活動を主体とし日タイ交流に貢献した美術家に授与/真鍮銀メッキ仕上げ、ルビー

日タイ芸術白象賞 - 優れた技芸によって日タイ交流促進に貢献した美術家に授与/真鍮金メッキ仕上げ、ダイヤモンド

 

 

2013年6月25日

現地時刻21時55分に「日タイ芸術の栄典」出席者一行はバンコク・スワンナプーム空港に到着した。

空港内の入国審査場を越えたバッゲージクレーム(荷物受取所)にはソムラップ・キティヤコーン殿下とアヌワット・ブーンニティーWAC常任理事がお出迎えに登場し、総勢二三名(ほか五名は別便にてタイ入国のため、実際の本体人数は二八名となる)の日本からの訪問者を驚かせた。

空港からはソムラップ殿下手配のロイヤルガードのパトカーを先導に一行を乗せたバスは宿泊先へと向かった。

6月26日10時

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宿泊ホテルの桟橋から船でロイヤル・タイ・ネイビーホールに向かう。11時半頃には待望のチャトリーチャラーム・ユコン王子殿下拝謁の会場へと到着し、レッドカーペットが敷かれた階段には「日タイ芸術の栄典」と称する式典に相応しく閲兵のための海軍兵が起立して一行を歓迎した。

その後、チャトリーチャラーム王子殿下拝謁とともに行う表彰のための礼式の説明が行われ、その後王子ご来場となる。

始めに世界芸術文化交流会赤尾信敏最高顧問から王子殿下へご来臨のお礼と共に本式典の意義と経緯に関する説明を含む挨拶があり、その後は日タイ芸術文化賞(五種類ある賞の総称)のバッジ授与が行われ、チャトリーチャラーム王子殿下を囲む昼食会が始まり、出席した美術家の方々は次々に王子殿下のお傍まで近寄りご挨拶するほか、自身の作品に関する説明なども行われていた。普段は中々許されない王子殿下との距離を以て歓談する希少な体験に美術家一行は喜ばれていた。

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 赤尾信敏最高顧問による「日タイ芸術の栄典」挨拶(要約) 

 『昨年6月に続いて再びチャトリ・チャラーム・ユコン王子殿下に拝謁できますことを光栄に存じます。
 また、立派な式典会場の確保などでご尽力頂いたシャイリーン・カオコム様、そしてご多忙のところ本日の催しにご列席頂きましたタイ側の有識者の方々に心から感謝申し上げます。
 「日タイ芸術の栄典」は、これまで日タイ友好関係を美術文化面で支えて来られました日本美術家をWAC本部とWAC東京の協議によって選抜し、その選ばれた美術家の貢献を表彰するものと理解し、王子殿下から直接表彰の栄誉を受けるものです。
日本からの美術家とWACを代表してここに厚くお礼申し上げます。
日本とタイは皇室と王室の関係を始め、長年にわたって政治、経済、文化などあらゆる分野で友好関係が築かれております。
 一昨年(2011年)は日本、タイ両国が深刻な災害に見舞われました。東日本大震災では、タイ側から王室、政府、民間各方面から多大の支援を受けました。(在京タイ大使館:「これまでしたことのない大きな支援」。)
 そのあとに発生したタイの水害に際しては、日本政府、民間から多大の支援が行われました。この水害により多くの日本企業が深刻な被害を受けましたが、タイから撤退した企業はなく、逆にこの年には日本からタイへの投資が大幅にのびました。両国の国民が強い絆で結ばれていることを再認識した次第です。WACも日本国内における震災復興支援イベントやタイ国の洪水被害の為のチャリティーイベントを行っております。
 このように皇室・王室、政治、経済、文化、人的交流を通じて両国は強く結ばれております。
 私たちWACとしましても、今後も日タイを基軸とした美術文化交流イベントを行ってまいる所存ですので、本日ご列席頂いた日タイ両国の方々には引き続きご協力を賜れば幸いに存じます。』 

 

同日13時半

王子殿下ご退出を見送った後に一行は、次の訪問先の在タイ日本国大使館へと向かった。大使館へは15時過ぎに到着し、15時半には佐藤重和特命全権大使を表敬した。

大使はタイ国のご紹介と共に、洪水に見舞われた日本企業の社員の方々の殆どが、タイに止まり被害にあった地域復興や被災した日本企業の再興に尽力したことを話され、それぞれの日本企業に働かれるタイ国の人々のためにも努力されたことがタイ国民から高く評価されているなどを紹介し、その後に出席者一人ずつが自己紹介しご挨拶した。

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6月27日14時頃

タイ国立シラパコーン大学見学に一行は訪れた。訪問当日は、アマリット・チュスワン教授(芸術学部学部長及びアートセンター館長)による大学内のご案内を予定していたが、生憎イタリアの出張と日程が重なり、ソムラップ殿下とアヌワット常任理事に大学ご案内が託され、お二人の随行を以て大学内見学となった。

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夕刻。一行はバンコク市内レストランにて夕食。ソムラップ殿下、アヌワット常任理事が途中から訪れたが、その理由としてタイ政府総理大臣アドバイザーであるシャイリーン・カオコム氏が日本美術家の方々を歓迎するためにレストランに来ることになっていたからである。シャイリーン氏は他ならぬこの度の「日タイ芸術の栄典」開催のためにロイヤル・タイ・ネイビーホール(タイ王国政府海軍施設)を準備頂いた立役者であり、日タイ文化の交流を支援する要人の一人として日本美術家表敬に訪れた。

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ツアー最終日6月28日

この日は本ツアーの最終日となりアユタヤ観光と成る。始めに訪れたのはワット・マハタート。この寺院はビルマ軍の侵攻によって仏塔や仏像が破壊され、樹の根に挟まれた仏像の頭が有名とされている。次に訪れたのはワット・プラ・シーサンペット。三つの大きな仏塔が印象的な寺院はバンコクにあるエメラルド寺院を思わせる様相を呈する。最後にタイ観光名物の大きな一角とも言える象乗り。かつて象は戦場を駆け巡る軍隊の乗り物であったが、今ではアユタヤを周遊するための乗り物として多くの観光客に人気があり、ツアー一行は最終日の観光の締め括りとして楽しんだ。

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同日午後6時半

訪タイ最後の夕食にはソムラップ殿下とアヌワット常任理事も同席となり、途中には特別ゲストとしてソムラップ殿下ご息女ウォンイェン嬢が日本美術家を見送りに訪れた。大学で日本語を専攻しているため、日本語で「今晩は、私はウォンイェンです」と挨拶された。同日夜、名残惜しいタイ国訪問の思いを機中に乗せて一行は帰路についた。